勘違いが起きた原因をここでは、〝ブラインド・スポット=死角″と呼びます、よく私達が陥る勘違いの基です。 「気づき〈アウェアネス〉」の無い状態です。 「情報や知識」と、「心の感覚」とは時として、正反対の事があります。 知識で、「すべき」と思ってやっている事が、ちゃんとやったはずなのに、結果が伴っていなければ、それは当に、上例の様に、意図が伴っていない、知識だけの行いの結果だとわかります。
人間関係の中でも、「とりあえず、良い事を言っておいて あげようか」という言葉には、心からの愛や感謝が反映されていなかったり、それどころか、その言葉を言う事で「恩を着せよう」と言う様な〝エゴの意図"が知らずの内に入っていたりすれば、その波動は勿論相手のネガティブな波動に共鳴し、結果自分にその波動がまた飛んで返って来ます。
「ありがとう」という言葉一つとっても、心を込めた波動で言える場合と、心は全く反対のネガティブな波動で一杯の気持ちで言う「ありがとう」では、相手が共鳴するエネルギーも同じ様な周波数で共鳴する訳ですから、相手からも、一層ネガティブなエネルギーとして返って来ます。 「ありがとう」と言ったのに、なんで、相手は感謝も無いのだろう。。。という結果が出るでしょう。
この様に、〝波動の共鳴“ が常に全ての状況で起きている事に「気づいて」いなければ、「ちゃんと、良い事を言ってあげているのに、やってあげているのに、あの人の態度は。。。」と言う様な、文句や疑問が常に出てきます。 仕組みを知る事により、「気づけば」、〝あ、そうだったか、結果は自分の心で感じていた通りになっているなあ。。。″とよくわかります。
競争心の激しい人の「人を蹴落としてでも、上に上がろう」と言う行為も、その時は心の思い通りになった様に見え、一時の勝利を味わえるかもしれませんが、ダブルで強いネガティブなエネルギーを作り出す事になります。
蹴落として行く、強くて低いネガティブなエネルギー=周波数が相手に共鳴し、相手からも、恨み、辛み、と言った波動が自分に向かって飛んできます。 それと同時に、優越感と言う、一見良さそうに見える感覚は、本来は〝自分の心の動きに気づき、溶かして行く事によって、魂の光に近づいて行く″ という人間として持って生まれた大きな目的とは逆に、マインド、心をエゴと共に、強化し、強い執着心を育ててしまう事になります。
そして、競争相手や周囲からのジェラシーの波動を受け、知らずの内に心身の健康も崩してしまいます。 時には、事故なども、そう言ったエネルギーの共鳴によって引き寄せてしまいます。 自分だけの成功や、自分を正当化する為にとる、過激な言動は、そのエネルギーが、人間の成長を妨げる様なエネルギーである為、自然と、肉体レベルの波動も落ち、バランスを崩して、病気の症状が出てくる可能性も非常に上がります。
競争世界の中に生きている方、競争心の高い方、常に成績でジャッジされている方、そして、自分に厳しい方、人間として生きていると、家族の人間関係の中だけにでも、力の関係から、優越が生まれてくるものです。 私達人間は両極のある世界に生きていますから、完璧な状態を常に保つ事は至難の業です。 それ故に、言動、思考、のバランスを崩した時、これらのロジックを知っていれば、すぐに調整し、バランスを戻す事が出来、不快ネガティブな波動の中に居続ける事を避ける事もできます。
もう一つ大事な事は、「気づく〈アウェアネス〉」という行為です。
前述の様に、人間にはいろいろ複雑に絡みあう、沢山のネガティブな波動があり、知らずの内に程度は夫々であれ、ネガティブな行いをしてしまう事も確かです。 それは確かに人間の成長を妨げる様な波動ですが、同時に非常に大事な要素も兼ね備えています。
ここで、「両極、パラドックス(逆説的)」の出番です。 全ての事象には意味が有る通り、ネガティブな波動は、成長を妨げる事も有れば、一層成長を促す事も有るわけです。 これらの仕組みに「気づく〈アウェアネス〉」事で、自分の中に在るネガティブなエネルギーを成長の為の道具として使えばいいのです。
これが、宇宙、神が私達に両極を与えてくれた、一番の理由だろうと思えます。
では、どうしたらいいのでしょう? それは簡単です。
現状が、理想的な人生かどうか?結果を見れば、一目瞭然です。
もし、一つでも、小さくても、理想的でない事がある様でしたら、それは、自分が作った波動の共鳴の結果です。
ですから、その「理想的でない現状」は当に、自分を一層成長させてくれる教材だと考え、よく見つめ、自分がどの様に、リアクト※(反応)した結果なのか、リアクトした時の感覚、現状の感覚をよく身体で感じ、見つめて、「あーそうだったんだな、そんな風な思いで行った結果だったんだなあ。。。」と言う、「気づき〈アウェアネス〉」に変えて行く事です。
「気づき〈アウェアネス〉」のエネルギーは「受け入れ」というとてもポジティブな波動をクリエイトします。 このポジティブな波動が"問題視"していた、“両極を持つ事柄”のポジティブサイドに共鳴する事で、瞬時にエネルギー変換が起き、問題視していた事柄が問題とは感じない状態に変換し、解決に向かって行くのです
すでに、難し過ぎる、思い出したくないネガティブ波動の現状があり、一人ではできない方は、是非セッションにおいでください。 思い出したくない内容には触れる事無く、波動の共鳴を使って、解決に向かう事が出来ます。
全てのリアクション、反応は"共鳴の結果"起きる状態です。
それは、既に上述の通り、"基になる波動が有っての共鳴現象"です。リアクト=共鳴できるだけの周波数が無ければ、リアクトはしないはずです。
ネガティブにリアクトしたと言う事は、自分の内にも"同じ様な波動"が有ると言う事の証です。
"同じと言われても、私は全くあの人とは違うし、同じ感覚は無い"と思われる事も多々ありますね。自分を責める為でも、何かのせいにする為でもありません。 同じ様な「波動」は前生で行った行為の記憶である事もあります。
顕在意識では全く「気が付けない」ことは多々あります。 「よかれ、と思って行った事が、相手の立場にとって、好いのではなく、自分に都合がいいからだった」と言う事もよくあります。 よく自分の心の感覚を見つめてみないと「気が付かない」事もしょっちゅうあります。 この様に、結果の状況を見れば、大抵はどんなエネルギーで接していたかはドンピシャ当たりです。
「相手は自分の写し鏡」とは当にこの事でしょう。
「知るか、知らずか」「気づくか、気づかないか」が大きなキーポイントです。
「出来るか出来ないか」ではありません。 これはこのホームページ全てを通して全体に言える事ですが、ここでご紹介している事が出来るかどうか?は特に最初は問題ではありません。 ではどんな風に理解するのでしょうか? ここに例を挙げます。
ある二人の人がいます。この二人にタスクを与えます。 目の前の初めて入る真っ暗闇の部屋の中に入り、部屋の中でするべきことをしてください。と言うタスクです。
一人目の人には、部屋の中の何処に電気のスイッチがあるかを教えました。 この人は部屋に入った瞬間に部屋のライトをつけて、部屋の中の机の上に大きく書かれた、すべき事のメッセージを読みました。 書かれたタスクは、この部屋からどうやって出るのか、が書かれていました。部屋は自動鍵が付いているので、ドアの横の暗証番号を入れないとドアが開かない様になっていますが、直ぐに番号を入れて部屋から出てきました。この時点で、全てのタスクは終了です。
二人目の人には部屋の電気のスイッチの場所を教えませんでした。 この部屋のスイッチは特に分かり難い所についています。 ですから、二人目の人は、永遠と暗闇の中で、右往左往し、テーブルに引っ掛かって転び、あざだらけで、部屋の中からも出られず、悲鳴を上げました。
これが、「知るか、知らずか」「気づくか、気づかないか」の例です。電気のスイッチの場所を知っているだけで、全ての答えは自然と見つけられました。
この様に「波動の共鳴の法則がいかに、私たちの今の状況を導いているのか」を知る事だけでも、部屋のスイッチを知っていた人の様に、その後何をすればいいのかを自然と選び、自動的に実行する事が出来ます。「知り、気づいた」以上は、人間は生存を選ぶように出来ていますから、特殊な理由がない限り、自然とあるべき、すべき、成るべき、生存可能な方法を選ぶように出来ています。
普段から、自分の心と近づき仲良しになる事で、どんな自分がいるのかに一層「気づき〈アウェアネス〉」、根が深くなってしまう前にネガティブな波動のエネルギー変換をしていきましょう。